日曜日、街頭アピールというものを初めてやった。
吉祥寺北口、2つのアーケードの入り口を前に、
仲間たちは、【高江ヘリパット反対】の横断幕を広げた。
私は、私の声がこんなに大きな声であるというのを
ひと声叫んだ後に気づいた。
腹の底から大きな声が出るというのは、
なんて気持ちがいいんだろうと思った。
それから、自分の体がちょっとふるえている感じもわかった。
鳥肌が立つ、そんな感じがあった。
【みなさんー!、沖縄高江ことを知っていますか?
とってもいいところです。まずは知ってください。
それから、是非いってみてください。とってもいいトコロです。
とにかく行ってみてください。なかなかいけないという人は、
まず知ってください。それからカンパしてください。】
などとノンストップで叫び続けていた。
大声は、どこまで出るんだろうと思った。
きっとまだまだ声は大きくなれるだろうと思った。
お日様が、温かくて
ビラをまいている仲間の顔は穏やかで
行き行く人たちもとても穏やかに見えた
ああ、私はこの行為を通してもっと私のこと知りたいな〜
道ゆく人たちとどんな縁ができるのかな〜
ああ、みんなでもっと幸せになれたらいいな〜
ああ、それにしてもほんとに【高江】のおじいたちは
みんな素朴でちょっとエッチなとこもあるけれど、好きだな〜
【高江】の子供たちは、もう本当にかわいいなぁ〜また一緒に遊びたいなぁ
【高江】のごはん、みんなでちゃぶ台囲んだご飯はうまかったなぁ〜
ああ【高江】で暮らした日々はなんて楽しかったんだろう〜
ここにいるみんは、そんな暮らしを知っているのかなぁ〜
ここにいるみんながいけたらいいのにな〜
ああでもそんないいトコロに【基地】ができて【戦争】に加担してしまうなんて、なんかヤダなぁ〜でも色々事情もあるしな〜あ〜でも嫌なものは
イヤだなぁ〜そう心から叫べるこの場があって私は幸せだなぁ〜
大切なものをみんなで守れたらいいなぁ〜
ただ、穏やかに【高江】のみなさんが暮らしていけたらいいのになぁ〜
〜足ることを知る〜これで十分〜なのになぁ〜
そんなことが頭の中を巡り巡っていて声をあげている状態は超歓喜だった、笑
私は途中から、気分がよくなってウクレレを弾いていた。
(街頭アピール、基地反対アピール、それでいいのか?笑)
仲間は、
【沖縄の基地問題は、普天間や辺野古だけではありません、
メディアには上がりませんが、高江も現在進行形で大問題です。】
というようなことを叫んでいた。
私は、途中から
いつも【高江】で暮らしていた時、高江住民の清水君が
サンシンで唄ってくれていた【生活の柄BYタカダワタル】
を唄い出していた。
そうしたら、一緒に叫んでいた知人も叫ぶのをやめ、一緒に唄っていた。
彼女の目をみたら、ちょっと潤んでいて、その純粋さが、ばーーーっと伝わった。どちらかと言えば理論的な冷静な感じの雰囲気の人だったのでちょっとびっくりした。その瞬間に、彼女を突き動かしているものの正体が現れたような気がしてすごく嬉しかった。
唄は、ダイレクトなところがあっていいなと思った。
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こんどは、電車で上野に移動した。
上野はもう桜が咲いていて花見状態だった。
交番の横の花壇の脇に陣取ると、よこでホームレスがずれ落ちた格好で
そのままスヤスヤ眠っていた。日が暮れてきたのでそれなりに肌寒い、
その叔父さんは靴下が短いやつだったので、スネがちょっと露出していた。
ああ、そこから冷えてしまうんじゃと心配になったけど、動じないて
気持ち良さそうに眠っていたので、なんかここはインドかな?はて?と思った、笑
また気分がよくなって般若心経の一節をひそかに唄い出した。
(発音とかちょっと違うかもしれませんが、、、)
ギャーター ギャーター
ガディーガディーパラーガディー
パラーサン ガテー
ギャーター ギャーター
ギャーター ギャーター
ガディーガディーパラーガディー
パラーサン ガテー
ボディーワーソワカー
それで6時になったので、上野でも街頭を始めた。
花見団子か甘酒か街頭か?上野も楽しいところだ。
ちょうど6時ちょい前に、北朝鮮の拉致問題の署名活動していた人たちが
退散してのでその場所がばっちり開いた。
上野近辺の応援部隊もチャリでやってきた。
横断幕を広げて、ビラを配りまくっていた。
私は、上野の街頭は最初から最後までずっとノンストップで唄っていた、笑
どんとの【波】という曲。
私の唄は、私の声よりも音が小さかった。
だからまだまだ心が足りないんだと思った。
唄よりも声のほうが大きい音量だから、
叫んだ方がいかなとも思った。
けれど、仲間の皆もけっこう好きなこの唄を
BGMにするとビラも呼びかけもはかどると言ってくれたので
そんな風に、関わりながら一緒に力になれるのなら幸せだなと思った。
日が暮れると寒くなり、弾き続ける指がかじかんだ。
一時間の街頭、後半は指先の意識がなくなっていたけれど、
指先の意識がなくなる分、その場所全体との意識の繋がりを強く感じた。
唄っているのも私
配っているのも私
受け取っているのも私
通り過ぎて視線だけくれるのも私
視線もくれないけれど聞いてくれているのも私
早足ですぎていくのも私
背後を通りすぎる車、タクシー、バイクも私
階段のところで手相占いとか露店している人も私
そのお客さんも私
階段から降りてくる人も私
全部私と思った。
唄声でその全てを包めたらいいのにと思った。
だけれど声は小さくて、
車や電車の音にかき消され
雑踏にかき消され
寒さにかき消され
夜空にかき消され
帰路を急ぐ足にかき消され
観念にかき消され
かき消され
かき消され
私は唄っていた。
ああ、まだまだ修行がたりませんね。日々精進です!!
私は唄っていた。
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波は汚れて黒くなってもいいのさー
この世が朽ちても終わりはしないー
おいおいおいおい波ー
おいおいおいおいまだー
おいおいおいおい波ー
答えておくれー
答えておくれー
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なんだかとっても楽しかった
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ブログ【高江の現状】
http://takae.ti-da.net/